【比較】THEO Color Palette(テオカラーパレット)で手数料が下がる!ウェルスナビ長期割とも比べてみた。
この記事は7年以上前に書いたものです。制度や料金などは変わっている可能性があるので、最新の情報もあわせて確認してください。

この記事の目次
- THEO Color Palette(テオカラーパレット)とは?
- THEO Color Palette(テオカラーパレット)の手数料とランク分け
- 必須!THEO Color Palette(テオカラーパレット)2つの適用条件
- ここが肝!THEO Color Palette(テオカラーパレット)の判定期間~適用期間は?
- 要注意!THEO Color Palette(テオカラーパレット)3つの落とし穴
- 1. THEO+(テオプラス)は別途適用条件あり
- 2. 対象期間内に出金すると無意味
- 3. 運用で得た金額は加味されない
- THEO Color Palette(テオカラーパレット)の背景にあるもの
- THEOカラーパレットとウェルスナビの長期割を比較!
- まとめ THEO大幅アプデで巻き返しなるか
【2019年8月3日更新】
どうも、三村(@MimuraKeisuke)です。
今回は、ロボアドTHEOがいよいよ新手数料システム導入したよ!という話。
その名もTHEO Color Palette(テオカラーパレット)。入出金額に応じて手数料がランク分けされ適応される仕組みになっています。
これまでの手数料体系と大きく異なり、人によってはこれまでより遥かに安い最大0.65%まで下げることも可能。
THEOユーザーの方、またはウェルスナビとどっちで運用を始めようか迷っている方の参考になればと思います。
この記事を読めば、
| テオカラーパレットを分かりやすく説明すると? どんな条件の人にどうやって適用されるの? 必ず事前に知っておきたい4つの落とし穴 ウェルスナビの長期割とどっちがお得なの? |
このあたりがスッキリまるわかりです。
ではさっそく本題に入りましょう。
THEO Color Palette(テオカラーパレット)とは?

THEO Color Paletteは、入出金の実績に応じて手数料(年率)を段階的に引き下げる新システム制度。
これまでTHEOの手数料は一律1%とシンプルなものでした。
ただ、今後は人それぞれの運用額によって5段階にランク分けされ、それぞれ判定されたランクの手数料が適用されるようになります。
THEOカラーパレットの狙いとしては、
- もっとユーザーを獲得したい◎
- 投資初心者にもっと長期積立してほしい◎
このあたり。これまで手数料ではウェルスナビに遅れをとってたしね。
THEO Color Palette(テオカラーパレット)の手数料とランク分け
こちらの公式表を見てもらうのが一番手っ取り早いかと思います。

これが新しくランク分けされる5段階の手数料。
| ホワイト(基準なし)……手数料年率1% ブルー(平均1万円~50万円未満)……年率0.9% グリーン(平均50万円以上~100万円未満)……年率0.8% イエロー(平均100万円以上~1000万円未満)……年率0.7% レッド(平均1000万円以上)……年率0.65% |
ちなみにこの「カラー基準額」というのは、運用開始から対象期間内の各月末までの入出金総額の平均(運用で得た金額は除く)です。
ここちとややこしい。具体的にはのちほど説明しますが、簡単に言うとようは3ヶ月の平均をとって判断されるってこと。
※あとこれまでどおり、運用3000万円以上の部分については手数料0.5%のまま続行です。
必須!THEO Color Palette(テオカラーパレット)2つの適用条件
| 毎月積み立てをする 出金はしない |
この2つがランク適用の必須条件になります。
ある意味ユーザーを“縛る”条件ではありますが、この制度の設計にはTHEOのユーザー傾向が大きく関係しているようです。
まあ、そもそもロボアドは長期+積立でプラスを狙っていけるツールですから、この正攻法ですでに実践されている方にとっては超優遇。メリットしかない。
ここが肝!THEO Color Palette(テオカラーパレット)の判定期間~適用期間は?
どうやってランク分けされるのか?
いつからいつまでの期間で判定されるのか?
1年間を4つの期間に分け、それぞれの対象期間内でのご利用状況を基にカラーが決定されます。
決定したカラーは、翌月中旬に確認できます。
| ・対象期間A:4月、5月、6月 ・対象期間B:7月、8月、9月 ・対象期間C:10月、11月、12月 ・対象期間D:1月、2月、3月 |
このあたりが今回の新システムで一番ややこしいところではありますが、こちらの図でみるのが一番わかりやすいかと思います。

出典:https://www.businessinsider.jp/post-185352
こんな感じで1年が3カ月ごとにA~Dで区切られていて、この3ヶ月の平均積立額に応じてランク判定され、そのランクが翌々月から適用されるという形です。
うーん、わかりにくいね。
ここから具体例をあげるので、上の図と照らし合わせて見てみてください。
例えば、現時点で80万円THEOで運用してるとして、
・4月に10万円(80+10)
・5月に20万円(90+20)
・6月に20万円(110+20)
それぞれ積立てたとすると、
(90+110+130)÷3=110
で平均110万円になるのでカラーは「グリーン」になって、8月~10月まで手数料0.8%が適用されるわけです。
分かりにくい人のためにもっと極端な例を挙げると、
1,000万円すでに運用している人が4月~6月まで毎月1万円ずつ積立するだけで、いきなり「レッド(0.65%)」が適用される!
最短3ヶ月でいきなり手数料0.65%、これすごいよね。
要注意!THEO Color Palette(テオカラーパレット)3つの落とし穴

THEOユーザーにとっては嬉しいこの新手数料システムですが、利用するにあたっての注意ポイントがいくつかあります。
| THEO+(テオプラス)は別途適用条件あり 対象期間内に出金すると無意味 運用で得た金額は加味されない |
「知らなかった」じゃ損するだけでもったいないので、事前にそれぞれチェックしておいてください。
1. THEO+(テオプラス)は別途適用条件あり
THEO+docomoやTHEO+JALなどの他社と提携しているTEHO+利用者は、通常のテオカラーパレットとは異なり別途適用条件があります。
さらに提携先によっては手数料システムも微妙に異なるので注意が必要です。(当初THEO+は対象外でしたが改正され条件付きでテオカラーパレットが適用されることになりました)
THEO+JALの場合
THEO+JALでは手数料ランクが5種類ではなく以下の3種類しか用意されていません。

適用条件としては、
THEO+docomoの場合
THEO+docomoではTHEOと同じく5段階の手数料ランクが用意されていますが、適用条件が細かく規定されています。
とくにTHEO+docomoの場合、③のdカードGOLDで毎月おつり積立をしていないと新手数料が適用されないっていうのがネック。
テオカラーパレットのためにカード作っておつり積立設定してってするくらいなら、はじめからふつうのTHEOで口座開設したほうが早そう。
2. 対象期間内に出金すると無意味
適用条件でもふれましたが、期間中に出金しないということがランク適用の条件になります。
つまり一度でも期間中に出金してしまうと、ランクは適用されなくなるので要注意。
例えば、4月に積立を行っていない場合、5月、6月と連続で積立を行っても、カラーはホワイト(手数料1%)になります。
また例えば、4月、5月、6月と連続で積立を行っても、5月で出金をした場合、カラーはホワイト(手数料1%)になります。
あくまでAならAという3ヶ月間(4~6月)、連続で積立を行っていることが条件!
3. 運用で得た金額は加味されない
カラーは入出金のみで判定されるので、運用結果による増減は加味されません。
例えば、40万円運用していて成績プラスになって対象期間中に50万円増えたとしても、積立額が毎月1万円ならばブルー(0.9%)になります。
グリーン(0.7%)にはならないので勘違いのないように。
とにかく見られるのは自分で入出金したトータルだけ!
THEO Color Palette(テオカラーパレット)の背景にあるもの
先述した通り、今回のTHEOの新手数料システムを見るかぎり、あきらかに狙いは投資初心者の長期運用と積立運用の後押しです。
これには理由背景があり、THEOのこれまでのデータによると平均積立額が近年減少傾向にあるということがわかったそうです。
これからわかることは、投資初心者ユーザーがより少額での運用を望んでいるということ。
今回の少額積立からでも手数料割引が適用されるというシステムの背景には、こうしたビギナーユーザーの運用をさらに活発化させたい狙いが見て取れます。
また投資サービスには「長く使えば使うほどユーザーは離れにくい」という特性があります。
中には一時的な運用結果を見て、3カ月以内に解約する人も少なくありません。
THEO発表によると、THEOとTHEO+の解約率は2019年2月10日時点で、運用年数が1年以上2年未満のユーザーの解約率は8%なのに対し、2年以上のユーザーの解約率はその半分の4%だそうです。
今回のアップデート、他社との手数料競争だけじゃなくて、これまでの蓄積したデータにしっかり裏付けられた改善策って感じやね。
THEOカラーパレットとウェルスナビの長期割を比較!
同じロボアドで、ウェルスナビには「長期割」という手数料割引システムがあります。
これは運用額によって手数料が通常の1%から最大0.9%に下がるというもの。

ただし、
- 運用額50〜200万円未満……6ヶ月ごとに0.01%(年率)
- 運用額200万円以上……6ヶ月ごとに0.02%(年率)
ただウェルスナビの場合は半年ごとの更新になるので、最大0.9%になるには最短2年半もかかることになります。
その点、今回のTHEOカラーパレットでは0.9%にするのに、対象の3ヶ月間1万円以上の積立だけで可能になるというのはかなりスピーディーで画期的です。
しかも積立額によっては最大で0.65%までとウェルスナビよりもはるかに手数料を下げることができます。
ただウェルスナビにはもう一つ「DeTax」という独自の節税機能があって、これと長期割との併用によって実質手数料は0.65%ほどまで下げることも可能です。
なので、すでにウェルスナビで運用している人はTHEOに乗り換えるなら、今の長期割の適用とDeTax節税成績を合わせて考える必要がありますが、
| これからロボアドで運用を始めようと考えている人 できるだけ早く手数料を下げてパフォーマンスを上げたい人 |
こういった人は4月までにTHEOの口座を作って積立を始める準備をしておくといいでしょう。
まとめ THEO大幅アプデで巻き返しなるか
いかがだったでしょうか?
今回のTHEOの打開策、これまで手数料では頭一つ抜きん出ていたウェルスナビを猛追する形になりそうです。
手数料はパフォーマンスに直結するところでもあるので、これを機に他社から乗り換える人も中には出てくるでしょう。
これからロボアドを始める新規ユーザーにとって、今回のTHEOの手数料体系はあまりにも大きなアドバンテージになりそう。
| 少額で積立投資したい初心者にも嬉しい なおかつ高額の積立にもメリットが大きい |
今までのロボアド業界にはなかった新しいランク分けの手数料体制で、2019年以降のロボアドシェア率にもかなり波紋が広がりそうです。
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